後ろから息（うっすら怖い話）

今週のお題「怖い話」
夏休みの暑い日に私が経験した話です。

私はベッドで横向きに昼寝をしていました。

夏の暑さもあって熟睡はしておらず、寝てるような起きてるような状態だったのですが、突然耳元に「フッ！」と息を吹きかけられました。（多分、女性にされた感覚でした。）

『うわっ！』と飛び起きたのですが、誰も居ません。っと言うか息を吹きかけられた時の気配からして、私の背中側から身を乗り出して息を吹きかけてるはずなのですが、背中側は壁なんです。人が居るはずないんです。

すぐに部屋から飛び出て家族が居る部屋に避難しました。
しばらく経って部屋に戻りましたが異常はなく、二度と同じ経験をする事はありませんでした。

今思えば、扇風機やエアコンを使わずに昼寝していた私の体を心配してご先祖様か通りすがりの幽霊さんが無理矢理起こしてくれたのかもしれません。