社会人の勉強(自己啓発的な?)
今週のお題「もしもの備え」
全く防災の日とかに関係ない、間違った仕事の備えの話です。
若い頃、ひょんな事からホームページ制作をする事になり、HTMLや画像処理など色んな技術書を買っては読みを繰り返し、多岐に対応できる様に勉強していました。
でもね、上には上がいるんですよね。
質の良いホームページとか見ると、「あぁ、俺って全然だめだな・・・」って落ち込んじゃうんです。
ほんとに自己肯定感が低く、どうしても自分に自信が持てない。
自分の能力の低さに申し訳なさを感じて、将来を悲観してしまうほどでした。
でも、これって備えの仕方を間違えていただけなんですよね。
すぐに使い道のない技術をあれもこれもと勉強していた事が間違いでした。
実際は、何でもかんでも自分の実力に合致する仕事って、そんなに都合よく巡ってきません。
今の自分ができない仕事が来た時に「どうしたらできるか」と行動(勉強)できる事の方が何倍も大事です。
とにかく、今出来なくても、仕事が舞い込んでくる所に自分の身を置いて、仕事の大小関わらず、来る仕事や気が付いた問題点を「どうしたらできるか」と片付けていくんです。
そうすると、どんどん経験値が増えて、周りからも信頼され、スケジュール感覚と言うか先を読む力が養われて、この先自分がどう行動するべきかとか見えてくるようにもなります。(ただし、天狗にならないように周囲の声に耳を傾ける事が前提ですよ。)
知識は多ければ多い方が良いですけど、要は詰め込み勉強は「テスト」でしか通用しないって事ッス。
社会人の仕事はカンニングし放題なんですから。